迷宮の国

本日、某社で働いてたときにお世話していた子が退職するとのことでお食事会。
別名「おめでとう会」
だって、彼女もやめたいやめたいといっていて、直接契約のためにやめられなかったという不幸を背負っていたから。
お祝いの宴は、その名も「迷宮の国のアリス」
ついてびっくり。
ご、ゴスロリがいる。
銀座の街中で見ることになるとはおもわなかったよ。
いや、悪いって言うんじゃないけど、TPO? 下妻の畑の中でも異様だけど、銀座の夜にゴスロリは…微妙です。
そんな店内に、お祝いの子と一緒にごはんしてたんですが。
まあ、ねえ。
これを土産に帰ってくれ!っていったら、
「仙台じゃ、見たくても見れないから〜」
と、笑ってくれた。よかった。
そして、店のネーミングに込めた迷走している企業からの脱出なので、愉快に銀座の夜をすごしました。


嫌いな東京から、自分の土地に帰れるのでおめでとう。でした。
好きで東京で生活していないせいか、こっちにきた頃に比べて、ずいぶん顔色悪い彼女に
「やめて3ヶ月もしたら、顔つき変わるよ〜」
といったら。
「なんか、若くなってませんか?やめてから」
と、言われ。しわが減ったことを白状。だって、本当にあそこにいたら体どころか、心もおかしくなるんだもん。
彼女も同意見だったらしく、あと2週間が待ち遠しいそうで。
今は、帰ることが決まったので、自分がいかに意味のないものに追い込まれていたのか彼女は理解できているんだけど。
追い込まれているときって、理解できないんだよね。
お互いに超えてきたから分かるけど。
追いつめられているときって、どうしてああ周りが見えないんだろうね?
あとから、あんなに迷走することなかったじゃん。って思うくらいに。
冷静になれない怖さを改めて振り返って夜でした。